25年前に一緒に始めた母に会ってきました。

平成元年8月に、母と二人で始めた行商も今年で25年目を迎えました。思い出せば当時は小さな宮津市街地でもスーパーが何軒もあり、個人の食料品店もまだたくさんありました。

そんな中であえて私は、一軒づつ声をかけて回る小さな移動販売(移動スーパー)を始めました。今から思うと鮮魚、野菜、果物、干物、自家製惣菜もコロッケとエビフライだけでスタートでした。

その母も3年前からは、地元の老人ホーム(天橋園)でお世話になっています。もう介護認定5で車いす生活ですが、今日は、少し行商が早くまわれそうなので正月2日以来に顔を見に行ってきました。3年前に2カ月ほど仕事にも出れないで入れてもらった時よりは、歩けなくなりましたが、最近のほうが、少し会話ができるので安心して仕事に専念できありがたいです。(園の方には感謝しています)

25年前からすると鮮魚・野菜は、ほとんどならばなくなり、加工した刺身や自家製惣菜が日替わりで20種類ぐらい並び数にして120~150個ぐらい売れます。

軒数にして50軒ぐらいをまわるのですが、ほとんどが70歳から90歳ぐらいの一人暮しです方がお客様です。25年と一言で言いますがもうお客さんと言うより、家族です。

私は、今の仕事に誇りと喜びを持って、毎日、人生の大先輩達からいろんなことを教えてもらえる仕事、そしてみんな「ありがとう」と言って感謝してくれる仕事って最高ですよ。

いっぱい書きたいのですが、長くなりますのでまた、今度にします。それでは、おやすみなさい。

かわいい かわいい さかなやさんのきざきのやっさんでした。       きざき